


最近クマが人間の生活環境に姿を現し、最悪の場合人間を襲って死亡させる事故が以前よりも増えてきた。特に、北海道、東北地方の人的被害が多い。
クマの活動範囲が以前よりも拡大する原因については、諸説があるようだが、東京農工大の研究グループによると、人口減少による耕作地の放棄と地球温暖化による高緯度地域の降雪量の減少が主原因とされる。
クマのことでもっぱらニュースで騒がれるのは、人間の生活圏に出没するクマの話だが、
今回訪れたのは、人を襲う恐いクマを柵の中に入れて見世物にしているクマ牧場である。登別のクマ牧場なので全部エゾヒグマ。約70頭いるそうだ。
登別温泉からロープウェイに約7分乗り、四方嶺(しほうれい)山頂にある。
まず分かったことは、雄が雌よりも体が大きいこと。体重にして2倍はある感じだ。大きい雄は480kgある。
柵や檻の向こうに居るので危険は感じずに、様々なコミカルな動きを楽しめる。箱の中に入っているエサを鼻で探し当て、器用に箱のふたを開けて食べる芸も見た。
結構賢いので、一度人間の畑や食物倉庫に食べ物があることを知ったら、再びやって来るだろうなぁと思った。
クマ牧場に関しては、意外にも妻が非常に感激して見物していた。子供の頃の思い出もあり大好きなのだそうだ。

ぬいぐるみが置かれている

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