アーロン・ジャッジの言葉(2026年全米野球記者協会の晩餐会)


 2026年1月25日(日本時間)にニューヨークで全米野球記者協会の晩餐会が行われ、選手ではMVPやサイ・ヤング賞を受賞した人が招かれた。
 ナショナルリーグのMVPは大谷翔平だが、アメリカンリーグのMVPはアーロン・ジャッジだった。
二人とも受賞のスピーチを行ったが、ジャッジのスピーチの中の名言が印象的だった。
 ジャッジは生まれてすぐに養子となり、両親(養父母)は教師だった。彼の父親(養父)の言葉をジャッジはスピーチで紹介した。

 昨日やったことが、今日もまだ大きく感じるなら、それは今日、何もしていないということだ。
 If what you did yesterday still seems big today, then you haven’t done anything today.


 この言葉の後に、次のようにコメントしている。
 フィールドでどれだけ活躍しようが、すぐに過去になる。大切なのは今日何ができるか、今日、どうグラウンドに立ち、チームメートのためによくなれるか、です。

 スポーツは一瞬一瞬の勝負で、勝利、活躍、称賛、敗北、後悔、非難などが決まるが、その世界で生きているスーパースターは実に厳しい哲学をもち、日々(昨日では無く、今後でも無く)今を、今日を、努力しているのだと感動、感心した。
 一流のプロスポーツ選手ほどでは無いが、一般の人である我々も、(昨日では無く、今後でも無く)今日を一所懸命に生きることが、結局「生きる」ことの本質だと思う。
 過去の栄光や思い出にしがみつくような気持ちはどぶに捨てて、今の自分にできること、やりたいことに、前向きに取り組んでいきたい。

 なお、この晩餐会での大谷翔平のスピーチについては、英語の旨さに驚嘆した。
 司会者は、晩餐会の料理を作ったのは大谷だ!会場に来る時に通った道路を修理したのも大谷だ!とジョークを言っていた。言いたいことの主旨は「大谷は何でもできる異次元の男」と言いたいのだ。そうだとすると、彼が英語ペラペラでもおかしくないか。


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