幸魂奇魂守給幸給(神語)


出雲大社 しあわせの鈴
出雲大社米子分院HPより

 大国主大神(おおくにぬしのみこと)への日々の信仰において、感謝と守護の祈りをこめてお唱えする祈りの言葉で、神語と称する。読み方は、「幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)、守給(まもりたまえ)、幸給(さきはえたまえ)」と読む。
 大国主大神を奉斎主神とし、出雲国造の祖天穂日命(あめのほひのみこと)を教祖(おしえのおや)とする神道教派である出雲大社教で使われる。
 大神神社(おおみわじんじゃ)HPによると、幸魂は人々を幸福に導く働き、奇魂は霊妙なはたらきで物事を成就に導く働きとされる。
 幸魂は「豊」、奇魂は「櫛」と評される。幸魂は運によって人に幸を与え収穫をもたらす働き、奇魂は神秘の力によって人に知識才略、学問、技術をもたらし、幸を与える働きともいわれる。
 守給は「お守りください」、幸給は「幸せにしてください」の意味。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP