白山神社


御祭神  菊理姫命(くくりひめのみこと)
     伊弉諾命(いざなぎのみこと)
     伊弉冊命(いざなみのみこと)
場所   東京都文京区白山

 948年に加賀一の宮白山神社を武蔵国豊島郡本郷元町に奉勧請したのが始まり。1655年に現在の地に奉遷する。徳川将軍家からの信仰が厚く、また明治元年に明治天皇の命で東京十社のひとつになる。
 菊理姫命(くくりひめのみこと)は結びの神であり、縁結びのご利益があると言われている。また、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冊命(いざなみのみこと)は修理固成(しゅりこせい)の神であり、商談成立のご利益があり、サラリーマン諸氏の信仰を集めているそうだ。

 私は、2025年2月6日にお参りしました。
 アジサイが綺麗な神社ということなので、夏にまたお参りしたいと思います。

(補足) 修理固成(しゅりこせい)
 古事記に出てくる言葉で、読み方は「しゅりこせい」「つくりかためなせ」「つくりかたなせ」などと読む。
 古事記の最初の方に出てくる、伊邪那岐命・伊邪那美命の国生みの場面で出てくる言葉。
 天地が別れたばかりの、まだドロドロしたような世界を、天の神が伊邪那岐命・伊邪那美命に、「この漂へる国をつくり固めなせ」と命じる。二人はアメノヌボコという矛を賜り、天の浮橋の上から、ドロドロした下界に差下ろし、かき回して、矛を引き上げると、矛の先から滴り落ちたしづくが、固まってオノコロジマという島になった。
 オノコロジマで夫婦の契りを結び、その結果、小豆島、隠岐の島、佐渡島に続き、四国、九州、本州が生まれた。
 次に、二神は、岩の神、木の神、海の神、水の神、野の神、風の神、山の神など次々をさまざまな神々をお産みになった。ところが、火の神をお産みになった時、伊邪那美命は大火傷をして、黄泉国という死後の世界へ旅立たれてしまう。


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