


雨飾山(あまかざりやま)。新潟県西部、新潟県と長野県の県境にある。1963m。日本百名山。妙高戸隠連山国立公園内。
2025年10月25日(土)
山行時間 7h38min(休憩1h3min含む) 距離 9.1km 標高差 1074m コース定数 25 きつい
シン・Reborn人生の18番目の登山。5人チームで登った。
南側(長野県北安曇郡小谷村)の雨飾高原キャンプ場駐車場からピストンルートで登った。
深田久弥は山の名前が個性的で美しいと書いている。また、品のいいピラミッド型の山だと記している。山の南面は巨大な岩壁がそびえ、歩く道は紅葉が美しかった。
山頂から糸魚川市の街並みと日本海を見ることができた。山に登って日本海を見たのは初めてでとても感動した。
紅葉が美しいことでも有名な山で、当日は最も良い紅葉シーズンの土曜日だったので、登山道入口の駐車場が満車で、到着がもう少し遅れていたら相当下の駐車場まで下らされる恐れがあった。さらに上りも下りも登山者が多く、特に山頂付近では渋滞気味だった。山道で渋滞したのは私にとって初体験だった。
下山後に小谷(おたり)温泉の山田旅館で日帰り温泉に浸かった(700円)。江戸期建築の本館、大正三年建築の新館が残る歴史ある旅館で、国の登録有形文化財に指定されている。湯舟はすべて木製で歴史を感じた。小さい風呂場のために男湯は定員8人で、超える場合は前室で待つことになる。露天風呂からは北アルプスの山並みが見える。明治には西郷隆盛の弟西郷従道が湯治をし、また昭和初期には深田久弥も親しんだ。
登山の楽しみのひとつに下山後の日帰り温泉に入ることがある。汗を流し、足腰の疲れもマッサージでほぐし、風呂上がりに炭酸飲料でスカッとする。欠かせない至福のひと時だ。















コメントを残す