


鎌倉市。
御祭神 八幡神(応神天皇、神功皇后、比売神の3柱)
応神天皇 第15代天皇。
神功皇后(じんぐうこうごう) 応神天皇の母。
比売神(ひめがみ)
源頼朝の祖先源頼義が1063年に京都の岩清水八幡宮を鎌倉の由比ガ浜あたりに勧請したのが始まり。頼義は源氏の氏神として八幡神を篤く信仰した。
1180年に源頼朝が現在の地に遷座。以来、鎌倉幕府や関東武士の守護神として崇敬されるようになった。
八幡神を祀る神社は全国に4万社以上あるといわれ(総本宮は大分県宇佐市の宇佐神宮)、古くから源氏の氏神とされ、「武運の神」として全国で信仰された。
また、八幡神の使いは「鳩」。神社には正式なおみくじに加えて、「鳩みくじ」もある。鎌倉土産で有名な「鳩サブレー」も八幡宮の鳩がもと。
・本宮(上宮) 御祭神をお祀りする八幡宮の中心。鳥居をくぐり真っすぐに伸びた参道を直進して、最後に大きな階段を登り切ったところにある。階段の途中の脇に大きなイチョウの木があり、参拝した日(11月下旬)は美しく紅葉していた。
・若宮(下宮) 御祭神 仁徳天皇、履中天皇、仲媛命、磐之媛命の4柱。
仁徳天皇 応神天皇の子。第16代天皇。
履中天皇(りちゅうてんのう) 仁徳天皇の子。第17代天皇。
仲媛命(なかのひめのみこと) 応神天皇の皇后。
磐之媛命(いわのひめのみこと) 仁徳天皇の皇后。
・丸山稲荷社 御祭神 倉稲魂神(うかのみたまのかみ)
稲荷神は、字の通り稲に関する神様であり「穀物・農業」の神。稲とはそもそも「命の根」意味する。
もとは「五穀豊穣」の神だったが、時代が進んで産業が農業以外にも広がっていくにつれ「商売繁盛」に拡大した。
稲荷社は商売繁盛を願う多くの人から奉納された赤い旗で囲まれている。神の使いとされる狐の像も置かれている。
・白幡神社 源頼朝公、実朝公が祀られている。必勝や学業成就で熱く信仰される。
・旗上弁財天社 (はたあげべんざいてんしゃ)源氏池の中の島にあり、「夫婦円満・良縁・子宝」のご利益がある。脇に「政子石」がある。これは源頼朝の妻・北条政子が懐妊の際、安産を祈って置かれた石。
おみくじを2回引いた。
1回目は巫女さんからいただく正式なおみくじ。「小吉」「持って生まれた清浄正直の心を大切にしなさい。刻々の世の波を乗り切る力はこれより外にない。運は自然に開けてくる。」→ じっと耐えて待てという感じ。
2回目は八幡宮独自の「鳩みくじ」を引き、「末吉」「やがて春もくると耐え忍んだ先祖の生き方は穏やかで強い。身を切る様な凍風も融ける時が必ずある。欲望はいけない。希望を懐いて強く生きてください。」→ ますます耐えに耐えて慎み深く努力しろという感じ。
この日の運勢は、かなり悪かった・・・。
「美心守(みこころまもり)」という、鏡に美しく清らかな心を映し出し、身にも心にも幸せが宿る様に祈願したお守りを授かり、妻に贈った。
参詣後に境内内にある「鎌倉宝物館」も見た。鎌倉時代の仏像は表情が豊かな印象を受けた。










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